「ご主人をいただきにまいりました」
40代男女のドロドロ恋愛劇を描いた、ドラマ『あなたには渡さない』は11月10日(土)テレビ朝日系でスタート。
原作は、連城 三紀彦の名作を現代風にリメイク。
この記事では、ドラマ『あなたには渡さない』の原作、あらすじ、見どころ、キャスト・登場人物を紹介していきます。
Contents
ドラマ『あなたには渡さない』とは?タイトルに込められた意味は?
『あなたには渡さない』
なんとも直球なタイトルですよね。
物語は、夫の愛人が離婚届を手に、本妻のところに現れるところからスタート。
夫を奪った愛人と激しくぶつかり合い、主人公、上島 通子は大きく成長していきます。
決して負けたくない、という愛人への感情や思いのすべてが、このタイトルに集約されているのではないでしょうか?
男女のドロドロとした、激しくも濃厚なラブサスペンスが展開が予測できる作品名となっています。
ドラマ『あなたには渡さない』の原作小説は「隠れ菊」!作者はあの「連城三紀彦」!
連城三紀彦は「恋人」で直木賞を受賞!「隠れ菊」が3度目のドラマ化 #連城三紀彦 https://t.co/WqHagJpl2Y pic.twitter.com/pAsUP3v4g7
— 斜め上からこんにちは (@nanameuekarakon) 2018年9月28日
ドラマ『あなたには渡さない』の原作は、1996年に刊行された小説『隠れ菊』
第9回柴田錬三郎賞受賞作品です。
過去に2度『ゆずれない夜』のタイトルでドラマ化された、人気小説ですね。
作者は、連城 三紀彦さんです。
1978年に『変調二人羽織』でデビューし、第3回幻影城新人賞を受賞。
ミステリー作品に定評があり、人気ミステリーランキングトップ10に、何度もランクインしています。
映像化された作品は、数知れず。
日本を代表する作家さんです。
ドラマ『あなたには渡さない』のあらすじは?
ドラマ『あなたには渡さない』のあらすじを紹介しましょう。
主人公、上島 通子(木村 佳乃)は、結婚して20年。
専業主婦として、料亭の板長を務める、夫の旬平(萩原 聖人)を支える一方、2人の子供にも恵まれ、幸せな日々を送っていた。
しかしある日、夫の愛人を名乗る、矢萩 多衣(水野 美紀)が現れ、「ご主人をいただきにまいりました」と告げられる。
さらに多衣は、この関係は6年前からであること、夫の亡き母は自分たちの関係を歓迎していたこと、多額の負債により、夫の料亭は倒産寸前であることを突きつける。
思いもよらない通子であったが、多衣に旬平との婚約届を6000万円で買い取ってもらい、料亭を立て直すことを決意する。
とスタートからかなりドロドロとしています。
どんな展開が待っているか、要注目ですね。
ドラマ『あなたには渡さない』の見どころは?
ドラマ『あなたには渡さない』の見どころは、ドロドロとした人間模様です。
まず、物語の冒頭からして「ご主人をいただきにまいりました」「関係は6年前から」「姑は認めていた」など、修羅場が繰り広げられます。
さらには、6000万円と夫を交換するという大胆な展開。
木村 佳乃さん演じる本妻、水野 美紀さん演じる愛人のどちらに軍配が上がるのか、女性同士の熾烈な闘いが見ものです。
同じ原作『隠れ菊』を使用した過去のドラマ『ゆずれない夜』と見比べてみるのも良いかもしれませんね。
ドラマ『あなたには渡さない』のキャスト・登場人物は?注目キャストは●●!
主人公、本妻の上島 通子には、木村 佳乃さん。
1996年にドラマ『元気をあげる〜救命救急医物語』でデビュー。
その後、映画『失楽園』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
歌手としての顔もある一方、最近では『世界の果てまでイッテQ』にも出演するなど、マルチに活躍しています。
愛人、矢萩 多衣には、水野 美紀さん。
1990年、特撮『地球戦隊ファイブマン』でデビュー。
その後『踊る大捜査線』シリーズの柏木 雪乃役がハマり役となり、知名度を一気に向上させました。
アクションを得意としており、立ち回りシーンも吹き替えなしで演じています。
通子の夫、上島 旬平には、萩原 聖人さん。
1987年にドラマ『はぐれ刑事』デビュー。
その後も『マークスの山』『CURE』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を獲得しました。
声優、ナレーターの他にプロ雀士としての顔も持っています。
注目キャストは、木村 佳乃さんです。
夫を奪われながらも、料亭をどうやって立て直すのか要必見です。
まとめ
人間のドロドロとした部分を描く、ドラマ『あなたには渡さない』
女たちの闘いの間で揺れる男の姿も、要必見です。
予想もつかない展開で、毎週の放送が楽しみになること間違いなしです。