『モトカレマニア』の脚本家は坪田文!女性の日常をリアルに描く名脚本家!

新木優子さんや高良健吾さん、が出演することでも話題のドラマ『モトカレマニア』は、今秋放送開始の最新ドラマです。

共演陣も浜野謙太さん、田中みな実さん、小手伸也さん等の超個性派が揃っています。

そんな出演者が揃う『モトカレマニア』は、脚本家の坪田文さんが参加する豪華な作品です!

そこで、脚本家・坪田文さんの気になるデビュー作や作風、おすすめの作品をご紹介致します。

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『モトカレマニア』はどんなドラマ?


2019年10月~始まるドラマ『モトカレマニア』は、同名の漫画が原作となっています。

原作は「kiss」という月刊漫画雑誌に掲載されており、同雑誌のキャッチフレーズである「読むと恋をする」で表される通り、大人女性の恋愛模様を描いた作品です。

また、ドラマである本作も、脚本を担当する坪田文さんはじめ、漫画原作者・音楽・演出といった要職を女性が担当しています。

高良健吾さん演じる元カレが忘れられず、その後に新しく恋愛を始めてみても上手く行かずに過去の妄想に浸り、日々を送るちょっとイタい主人公・難波ユリカを新木優子さんが演じます。

美しい思い出に浸って日々幸せに生きていた主人公の暮らしは、元カレと再会することで大きく変わってしまうのでした・・・

女性が描く女性目線のドタバタラブコメディ、気になりますね!!

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『モトカレマニア』の脚本家・坪田文の経歴とは?デビュー作は何?


ではここで、坪田文さんの経歴を見てみます。

坪田文さんは岡山県のご出身で、日本大学藝術学部劇学科劇作コースを卒業という経歴の持ち主です。

日本大学藝術学部といえば「日芸」との呼称で親しまれ、美術分野において、日本の放送業界に数多くの人材を輩出していることでも知られています。

その後、同大学大学院へ進学し、在学中には斎藤憐さんの指導を受けるなど作品制作の基礎を学びました

学生の頃に得た一流の芸術世界の経験が、今日の坪田文さんを創り上げたとも言えるでしょう。

2002年、女性のみの劇団「空間ゼリー」を主宰し、劇団の作品の全てを執筆します。

2008年には、テレビ通販の一形態として、住宅会社の商品住宅を舞台にした「ずっとずっと愛してた」という作品で脚本家としてのデビューを飾ることになりました。

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「坪田文」脚本の作風・特徴とは?


『モトカレマニア』の脚本家・坪田文さんの作風やその特徴はどんなものなのでしょうか?

それは、「女性」をキーワードにした作品が多いことでは無いでしょうか。

原作のあるなしやオリジナルかどうかに関係なく、ドラマやアニメ、映画などの脚本を担当することの多い坪田文さん。

アニメ作品では、子どもたちに大人気の「プリキュア」や、女性に爆発的人気を博している「KING OF PRISM」の劇場版などに携わっています。

また映画作品では、ブログ日記が基となり、可愛らしい夫婦の日常を描いた「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」の映画脚本も担当しました。

「女性」からみた女性の有り様を現実的に描いたり、「女性」の視点から物語を描く作品創りが特徴的です。

それによって視聴者は作品を更にリアルに感じ取ることができ、より身近なものとして作品を楽しむことが出来ます。

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「坪田文」のおすすめドラマ作品5選

【出典】https://www.mbs.jp/ochaberi/about.shtml

2009年、TBS系の最後のひるドラ枠作品として放送された「おちゃべり」に、坪田文さんは脚本家の一人として参加しました。

星野真里さんが主演を演じ、1日1話の完結タイプで日常をよりリアルに感じることができる話題の作品です。

コーヒーの味もケーキの味も至って普通な「Cafe南国」というカフェを舞台に、日常生活でちょっとした悩みを抱えたゲストがやってきます。

星野真里さん演じる田中彩和子を始め、たむろする専業主婦3人組がゲストの悩みを雑談で解消していく、見ているだけでほっと一息つけるほのぼの日常系ストーリーとなっています。


NHKにて放送され、シーズン3まで続編が制作された「祝女」でも、脚本家の中に坪田文さんは名を連ねます。

本作品は、タイトルにも字が入るとおり、「女性」がメインに描かれたオムニバス形式の作品です。

「女のホンネ」をテーマに、女性から見た日常の瞬間を切り取り、笑いを取り入れつつも心温まる、それでいてどこか考えさせられるストーリー展開が大きな反響を呼びました。

女性出演者だけではなく、毎回異なる豪華男性ゲスト陣にも要チェックで、戸次重幸さんや忍成修吾さん、瀬戸康史さんなど実に華やかなラインナップにも注目です。

【出典】http://www.tbs.co.jp/kuro-no-onna/

2012年に放送された「黒の女教師」も必見の作品間違いなしです。

主演を務めたのは榮倉奈々さんで、とある高校の生物担当教師・高倉夕子を演じました。

表の顔は、優秀な指導力のある教師ですが、裏の顔として夜には同僚の内田すみれ・藤井彩と共に、校内外の問題を「課外授業」として法外な金額、時には手段を選ばない方法で解決に導くダークな3人組だったのです。

そのような方法を取る理由はなぜなのか、3人の影に潜むとある生徒の存在等、悪には悪で対抗し生徒に立ち向かう姿がブラックに、かつ、「人間の本質」を問うような形で描かれています。

【出典】http://www.tbs.co.jp/kounodori/2015/

TBS系列にて2015年から第1シリーズ、2017年から第2シリーズが放送されたのが超有名ドラマの「コウノドリ」です。

坪田文さんは、その両シリーズにて脚本家として参加しました。

原作は700万部以上の売上を誇る同名の大人気コミックスであり、綾野剛さんが連続ドラマで単独初主演を飾ることでも話題になりました。

温厚で優しいが、常に冷静な判断力を持つ産婦人科医であり、謎のジャズピアニスト「BABY」である主人公・鴻鳥サクラを綾野剛さんが演じました。

産婦人科医と、妊婦に焦点を当て、幸せな場所でありながらも常に危険と隣り合わせの「命が誕生する現場」を丁寧に描いています。

新生児や小児科、救命救急等、現実に起こり得る事柄をリアルに繊細に表現し、「命が誕生することの奇跡や意味」を社会問題を交えて描く医療ドラマです。

この作品の社会的意義は、厚生労働省とタイアップしたことからも読み取れます。

【出典】https://star-con.jp/

2017年にメ~テレ・TOKYO MXにて放送された「スター☆コンチェルト~オレとキミのアイドル道~」も、異色の作品として注目を集めました。

坪田文さんは、本作品の脚本だけではなく、原案も担当しました。

物語の主人公はあくまで視聴者側で、アイドルの新人マネージャーという設定です。

アイドル候補生たちと一軒家で共同生活を送りながら切磋琢磨し、新人マネージャーであるあなたと共に成長し合いながらデビューを目指す、ドキドキでキラキラとした爽やかな作品です。

自分が主人公になれるというのは斬新な作品ですね・・・!

今や一大コンテンツとして市場がどんどん広がる2.5次元の世界で活躍する人気若手俳優陣が、デビューを目指すアイドル陣としてキャスティングされ大注目となりました。

また、劇中のユニットが現実の世界でもCDを発売したり、ライブツアーを行ったりと、たくさんのコンテンツを楽しむことが出来、作品と現実世界の境界が無い新感覚の作品となっています。

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まとめ

以上、新ドラマ『モトカレマニア』の脚本家・坪田文さんのご紹介でした。

坪田文さんは、女性に関する作品を多く執筆されていて、その人気と評判が非常に高いことがわかりますね。

キラキラとしたアイドルの作品やほのぼのとした日常系の作品から、学校・出産などの社会派作品まで、その範囲は実に多岐に渡ります。

女性の日常や目線をより繊細に表現しているからこそ、視聴者のジェンダーに関係なく、作品をありのままに楽しむことが出来るのでしょう。

そんな坪田文さんが描く、ちょっとイタい系女子が主人公の『モトカレマニア』も、どのように女性が描かれるのか、注目が集まります!