昭和から平成へと移り変わる時代の中で、天才講師とカリスマ経営者を中心に”教育”を描くNHKドラマ『みかづき』。
タイトルの”みかづき”が意味するところ、原作・あらすじ、豪華キャストや登場人物・ロケ地まで、詳しくご紹介致します!
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ドラマ『みかづき』とは?タイトルに込められた意味とは?
学校教育が太陽だとしたら、塾はその光を充分吸収できない子どもたちを照らす月――。
ドラマ『みかづき』では、陽のあたらない”落ちこぼれの子どもたち”に勉強を教える小学校の用務員・大島吾郎と、塾に自由で豊かな教育を見出したシングルマザー・赤坂千明の半世紀が描かれます。
ドラマタイトルの”みかづき”は、昭和から平成にかけ、”月”のように子どもたちを見守った”塾”をあらわしていると推測されます。
ドラマ『みかづき』の原作はあるのか?
ドラマ『みかづき』の原作は、森絵都さんの同名小説『みかづき』です。
この作品は2017年本屋大賞第2位を獲得し、第12回中央公論文芸賞にも輝いた名作。
森絵都さんは、絵本などの児童文学のほか、アニメーションのシナリオも手がけており、第46回産経児童出版文化賞を受賞した『カラフル』・第52回小学館児童出版文化賞を受賞した『DIVE!!』は映画化に加え、アニメ化もされました。
2006年には『風に舞いあがるビニールシート』で第135回直木賞を受賞!
実力ある原作者の存在も、ドラマ『みかづき』の期待感に一役かっています。
ドラマ『みかづき』のあらすじ・見どころは?
アルバイト生活をしている一郎は、就職試験にも落ち、行き詰まっていました。
一郎の祖父母は塾業界に新たな歴史を刻んだパイオニア。
伝説的天才塾講師の祖父・五郎と、圧倒的な経営手腕で”塾”の存在を世に知らしめた祖母・千明の存在は大きな重圧となり、一郎が教育の仕事に携われずにいる原因に。
そんな時、授業についていけず、落ちこぼれているのにもかかわらず、塾に通えない子どもに出会います。
思うところのあった一郎に五郎は、「みかづき」という家族と塾の歴史が記された新しい著作の原稿を渡したのです。
果たして「みかづき」にはどんな物語が記されれているのか?
気になる内容が美しい映像としてご覧いただけます!
ドラマ『みかづき』のキャスト・登場人物は?注目キャストは高橋一生!
主なキャストは、天才的塾講師・大島吾郎(おおしまごろう)役に、高橋一生さん。
カリスマ塾経営者大島(赤坂)千明(おおしま/あかさかちあき)役に、永作博美さん。
赤坂頼子(あかさかよりこ)役に風吹ジュンさん、上田(大島)蕗子(うえだみちこ)役に黒川芽以さん、上田一郎(うえだいちろう)役に工藤阿須加さん、大島蘭(おおしまらん)役に大政絢さん、大島菜々美(おおしまななみ)役に桜井日奈子さん、勝見正明(かつみまさあき)役に勝矢さん、国分寺努(こくぶんじつとむ)役に六角精児さん、一枝(かずえ)役に壇蜜さん、井上阿里(いのうえあり)役で岡本玲さんが出演されます。
注目は高橋一生さん!
高橋さんは1990年の映画『ほしをつぐもの』で映画初出演し、ジブリアニメ映画『耳をすませば』の天沢聖司の声も演じています。
テレビドラマは、『民王』、『カルテット』、連続テレビ小説『わろてんか』、2018年のドラマ『僕らは奇跡でできている』などに出演。
特にNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で小野但馬守政次役を務めて大人気となり、視聴者に「政次ロス」を引き起こしました。
高い演技力を誇る高橋さんの今回の演技にも期待大です!
ドラマ『みかづき』のロケ地は?
みかづきのロケ地の島薗邸。
ゴロウ先生の書斎はこのまま撮影に使うのかな。
とっても素敵なお家(*´ω`*)#NHKドラマみかづき#島薗邸#高橋一生 pic.twitter.com/07zbeJfQqa— ゆりたつ (@mohei109) 2018年8月23日
ドラマ『みかづき』のロケ地ですが、上記の情報の他にも、東京富士大学にてロケが行われたという情報があります。
教室や撮影の様子などが、東京富士大学ホームページにて紹介されていますので、興味がある方はぜひ「東京富士大学 みかづき」で検索してみてくださいね!
まとめ
教育に関する問題が絶えない日本。
昭和から平成へと時代が移るなか、教育の現場も大きな変化を迎えました。
様々な年代の方が”塾”の存在へ目を向ける今、このドラマは様々な”気付き”をもたらしてくれそうな気がします。
NHKドラマ『みかづき』は1月26日土曜よる9時放送スタートです!