2018年夏ドラマに「絶対零度」シリーズの連続ドラマ3作目となる「絶対零度~未然犯罪潜入捜査」が登場します。
2018年「絶対零度~未然犯罪潜入捜査」の開始前に、2010年に放送された「絶対零度~未解決事件特別捜査」との違いを知っておくと、物語をより深く楽しめます!
今回は2010「絶対零度~未解決事件特別捜査」のあらすじや登場人物・キャストを振り返るとともに、見どころと当時の視聴率もご紹介します。
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ドラマ『絶対零度』の2018(未然犯罪潜入捜査編)と2010(未解決事件特別捜査編)の違いは?
2010「絶対零度~未解決事件特別捜査」は2010年4月より11回の連続ドラマとして放送されました。
2018「絶対零度~未然犯罪潜入捜査」とは、どんな違いがあるのでしょうか?
2010「絶対零度~未解決事件特別捜査」は過去の事件で、放送予定の2018「絶対零度~未然犯罪潜入捜査」は未来の事件を取り扱うため、現在からの視点が真逆を向くことになります。
未解決事件では時間が経って失われていく証拠や証言を丹念に拾い集めていきましたが、未然犯罪はまだ起きていない事件なので、確証を得るためにどのような手段を取るのかが気になりますね。
2010年の主人公は新米刑事の桜木泉(上戸彩)でしたが、2018年は元公安エリート=ベテラン刑事の井沢範人(沢村一樹)が主人公という点もまた大きな違いです。
ドラマ『絶対零度』2010のあらすじは?
警視庁捜査一課 特命捜査対策室「特命」は、普段は資料整理と関係者への定期報告が主な仕事です。
しかし新たに起きた事件に過去の事件との関連があれば、再捜査に乗り出します。
主人公の桜木泉は「特命」の下っ端で員数外扱いですが、できることを地道にやる粘り強い刑事です。
コールド・ケースと言われる長期未解決事件に関わった人々の、凍りついた時間と痛みを溶かすためには、真実を見つけるほかない。
信念を持ったチームの刑事たちが真摯に事件と向き合い、丁寧に捜査を行っていく様子を描く物語です。
ドラマ『絶対零度』2010のキャスト・登場人物は?
2010年当時の記事…上戸彩さんかわいい!
上戸彩が初の刑事役!! 北大路欣也と“予想外”のドラマ初共演 | ORICON NEWS https://t.co/3SI6PltFAw— ゆえ (@yuenotsubo) 2018年5月31日
桜木泉(上戸彩)
「特命」の下っ端、新米刑事で、資料整理や聞き込みのメモ係をさせられていることに不満を持っています。
新米ではあっても事件解決の役に立ちたいと意欲に燃えています。
長嶋秀夫(北大路欣也)
「特命」の室長で桜木を「カメ」と呼んでいます。
事件とは別に課題を出す、差し入れをする、一緒にバッティング場にいくなど、何かと桜木を気にかけています。
塚本圭吾(宮迫博之)
「特命」唯一の武闘派で、同僚の深沢からはよく「脳筋」と言われています。
後輩の桜木をこき使うこともありますが、実は情に厚い刑事です。
高峰涼子(山口紗弥加)
元捜査一課のプロファイラーです。
プロファイリングに基づく見解を披露するものの、ある事件がトラウマで自信をなくしています。
職場に泊まり込む桜木の身だしなみを気遣う、頼れる先輩でもあります。
深沢ユウキ(丸山智己)
頭脳派の刑事で、塚本とはいつも言い合いをしています。
冷たい印象もあり桜木を軽くあしらいますが、高峰には一目置いている様子です。
白石晋太郎(中原丈雄)
「特命」最年長、未解決事件の内容をほぼ記憶している叩き上げの刑事です。
資料室で過去事件の資料を読んでいることが多く、桜木ともよく話をしています。
倉田工(杉本哲太)
「特命」の個性的なメンバーをまとめる係長です。
部下の誕生日を記憶していて、プレゼントを送る気配りもあります。
ドラマ『絶対零度』2010の見どころは?
「絶対零度」で扱われる事件は、未解決事件のうちのごく一部、新たに発見された遺体や凶器、新規事件との関与が疑われるものだけです。
長い間見つからなかった手がかりを粘り強い捜査で見つけ出していきますが、事件関係者からは「今さら何なの」「もう放っておいて」など辛く当たられることもしばしば。
それでも見つかった手がかりをパズルのようにつないで真実にたどり着く様子はエキサイティングです。
主人公の桜木泉の成長も2010「絶対零度」の見どころの一つです。
桜木が当時の被害者・容疑者の足取りを実際にたどる場面では、亡くなった人と時間を重ねるような演出があり、印象的です。
ドラマ『絶対零度』2010の視聴率は?
桜木泉はずっと心の中に生き続けている。次がどんな役であろうとも、応援する気持ちに変わりは無い。#上戸彩 #絶対零度 pic.twitter.com/M96nl7RFzz
— あやらー?上戸彩 (@_uetoaya) 2018年5月17日
2010「絶対零度」の放送当時の平均視聴率は14.44%で、最高視聴率は初回の18.0%でした。
上戸彩さん初の刑事役ということで期待されていたようですね!
2010年春クールの民放連続ドラマは「月の恋人」「臨場」「同窓会」「新参者」など人気作が多くありました。
そんなドラマと張り合った上で、14.44%はなかなか良い数字だったのではないでしょうか。
2018「絶対零度」では、2011「絶対零度~特殊犯罪潜入捜査」の最終回で思わせぶりに出演した、関ジャニ∞の横山裕さんがレギュラー出演されることでも話題になっています。
視聴率の盛りあがりも期待したいですね!
豆知識~未解決事件と時効廃止
長期未解決事件を扱う作品でキーワードとなるのが「時効」ですが、2010「絶対零度」放送期間中の2010年4月27日に、殺人及び凶悪事件に対しての時効が廃止となりました。
第3話がちょうど4月27日に放送されていて、第4話以降は時効廃止後の放送となりました。
時効廃止後に未解決事件を扱った最初のドラマとなりますね。
ちなみに2010「絶対零度」で時効へのタイムリミットが描かれているのは第2話だけです。
ドラマの中で「未解決のままになっている事件の関係者たちの時間は止まったまま」というセリフが何度か出てきます。
真相究明と事件解決を待ち望んでいる人がまだまだいるという事実に向き合う製作陣の想いだと思います。
まとめ
2010「絶対零度~未解決事件特別捜査」は上戸彩さん演じる新米刑事・桜木泉の成長を描きつつ、未解決事件に対する関係者の思いと、その真相究明の難しさを描いたドラマです。
2018「絶対零度~未然犯罪潜入捜査」とは、時間的に、事件に向き合う視点が逆となりますが、犯罪を憎む刑事たちの気持ちや捜査への態度は変わらないことでしょう。
2010「絶対零度」の復習ができて、2018「絶対零度」がますます楽しみになってきました!
個性的な登場人物たちとキャストにも期待が膨らみます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。